わしが教えたる!父と娘の中学受験

塾に行くと遊んでくるだけになるに違いない小学5年生の長女とけ(愛称)に,何を思い立ったか受験指導を始めて没入している父と娘の記録(たまに別の話題も,そりゃぁ・・)

狂歌・川柳

 こんばんは。

 今回は,四谷大塚の組分けテストの範囲に,国語,社会ともに狂歌・川柳が関係してきますね。

 とけちゃん,こういうの,覚えとき。解釈は,たぶん合ってる。たぶんやで。

 

 狂歌

「白河の清きに魚のすみかねて もとの濁りの田沼こひしき」

 有名なやつやね。寛政の改革を皮肉ってるやつやな。白河ゆうんは寛政の改革を行った松平定信の領地やね。

 寛政の改革より,その前の清濁併せのむような田沼意次のやり方の方が良かったんちゃうん?みたいな感じ。

 

 寛政の改革を皮肉ったものとしては,

「世の中に蚊ほどうるさきものはなし ぶんぶといふて夜も寝られず」

ちゅうのもあるな。同じ人が作ったという説が有力らしいよ。

 文武(ぶんぶ)というのは,蚊の羽音と,寛政異学の禁とかなんとかで,学べ武芸に励めとうるさいわい,というのを掛けてるんやね。寛政の「か」と「蚊」も音が同じになってるね。でも,当時,元号は寛政やったんやろうけど,寛政の改革とはゆってなかったと思うから,ここはわしにも分からん。

 

 ペリー来航で,これは有名やね。

「泰平の眠りを覚ます上喜撰 たつた四杯で夜も眠れず」

 蒸気船と緑茶の銘柄の「喜撰」のええやつ(上物)を掛けて,「上喜撰の茶を四杯」「来港した黒船の蒸気船4隻(船のことを杯と数えることもあるらしいよ)」で,夜も眠れなくなるような大騒ぎ,っちゅうことやな。

 そんな騒ぐなや,という冷ややかさも読み取れるな。

  

 で,江戸っ子の遊び心が分かるのが,何でも金が欲しいわ,とつなげて風流を台無しにする,名句に何すんねん,というやつ。           

「名月を取つてくれろと泣く子かな それにつけても金の欲しさよ

とかな。どんな風流でしみじみした趣のある句でも,下の句に「それにつけても金の欲しさよ」と付けると,もう,風流も何もあったもんじゃない。江戸っ子らしい,遊び心,というたら聞こえは良いけどな。

 ちょっと,退廃的(分かるかなー)な感じがするな。

 

川柳

 

「いびきには 国訛りなし 馬喰町」

 これはちょっと知識がいるな。江戸の馬喰町というところにな,江戸に近いところの裁判を担当するお役所があってな,いろんな訛りの人がその辺りの宿には大勢泊まっててん。

 それで,この川柳はな,川柳やからな,皮肉があるねんけどな,「田舎モンがわしゃわしゃ来よる馬喰町やけど,寝てる間は方言(訛り(なまり))も聞こえて来おへんわ。妙な訛りを聞かされんで,静かでええワイ」ちゅうことで,言外に,ちょっと江戸っ子ではない「田舎モン」を笑っとる部分があるな。

 川柳やから,これくらいの,心底の悪意のないのんは許されるわけやな。

 

川柳はな,現在でも流行しているょ。

 いろんなところで紹介されてるけどな,とけに相応しいのはな,これやろ。

 

「半分こ 上手に割れて姉迷い」

 意味,分かるかなー。分かるよな-


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