わしが教えたる!父と娘の中学受験

塾に行くと遊んでくるだけになるに違いない小学5年生(2019年受験)の長女とけ(愛称)に,何を思い立ったか受験指導を始めて没入している父と娘の記録

やっぱりだめでした・・・

 昨日は,わざわざ近所の公民館の部屋を借りて勉強しに行ったんですが,気が散るものはあまりなかったものの,本人のやる気とか姿勢とかがもう,中学受験まで1年を切った子のそれでは全然ない。

 読解を2問やり,3問目の途中で,まだ時間はあったんですが,もうええわ,わしは帰る,と,帰ってきました。

 中学受験をなめとる。なめんな。

 学習するということを余りに軽く見ている。軽く見んな。

 ちょっと,心の底から失望しました。

 娘は,中学受験の厳しい勉強をわしが教えないのが悪いとか,理由にもならん減らず口をたたいていましたが,わしはもう,あ,そう,それはごめんな,というだけにしときました。相手にしたくもない。

 娘は,いつもとは違ったわしの様子に,次から本気を出すと言い出しました。もう,何回も聞いたわ,その著しく気に触る言葉。おまえは本気だすだす詐欺やっとんのか。おもんないぞ。

 がんばりたいのだとか殊勝なこともいいだしよる。それも聞いた。何度も聞いた。次はがんばる詐欺か。明日からがんばる詐欺か。笑えへんわ。

 娘は半泣きになっていましたが,泣きたいのはこっちじゃ。

 中学受験をする子として持っているべき,多くのものが欠けている。

 残念だが,本当に,決定的に,欠けている。

 学校の成績ですら良くなかったのを,今まで1年間で,わしが何というか,無理くりにというか,強引にというか,四谷偏差値50までは上げてきた。しかし,一人で勉強らしい勉強をする習慣すらもついていない。ヨメハンは,もう,十分だという。よくも偏差値50とかまでやれたものだ,と。

 わしの計画では,1月時点では,少なくとも偏差値は55に届いていなければならなかった。

 思い返せば,ノートに書く書かない,どのえんぴつを使うなど,必要のないことにばかり我をはって,いすに座っている時間ばかりが長く,本当に熱のこもった勉強なんか,してこなかった。わしばっかり,カラカラ空回りしてた。

 数日前に話をしたばかりやん。憲法法の下の平等を高らかに謳っている。人種による差別は,国によってされてきたこともある。南アフリカではアパルトヘイトという醜悪な政策が採られていた。おかしいよな。みんな,肌の色は「肌色や」ゆうてたらええやんな。南アではわしらみたいな「黄色人種」を含む有色人種を差別していたけど,日本人は貿易・経済の関係から「名誉白人」扱いをされていた。差別するんやったら,差別し通さんかい。金で差別をしないというんは,ほんま,あさましいわ。そういう話をしたばかりやん。なんで読解で南アの人種差別の話・黒人を差別していたという話が出てきた時に,ぼけーっと馬みたいな顔をして「わたしは白色じゃん。白人?」とかいうわけ? 

 一生懸命言葉を尽くしても,右から左,あるいは左から右,いや,もしかしたら,耳を素通りもしていなかったのかも知れない。

 我が子ながら,情けないわ。

 娘は,成績がぐんぐん伸びてきた同級生に,どうやったら成績が上がるか聞いたんですって。そのコ,「え,ただ,やるだけじゃん」と答えたそうです。

 そうやねん。ただ,やるだけやねん。一生懸命,やるだけやねん。自分に正直に,厳しく,がんばって,やるだけのことやねん。

 みんなにどんどん差を付けられていく。そのくせ,いつかできるようになるという根拠のない自信だけは満々に持っとる。

 今までは頼もしいなぁと思っていたけど,もう,ほんま,そういう顔つきを思い出すだけで腹がたってくるわ。

 がんばらへんやつにがんばってるコと肩を並べられる時なんか一生訪れるかい。

 がんばったらできるしとか,恥ずかしげもなく口にすんな。そんなことゆうとったら,どんどん卑屈な人間になるぞ。

 がんばってからしゃべれ。

 できひん,分からへんはええねん。がんばらへんのやったら,中学受験をやる意味なんかない。中学受験ごっこなんぞ,わしゃ,付き合うつもりはないわ。

 もう,知らん!