わしが教えたる!父と娘の中学受験

塾に行くと遊んでくるだけになるに違いない小学5年生の長女とけ(愛称)に,何を思い立ったか受験指導を始めて没入している父と娘の記録(たまに別の話題も,そりゃぁ・・)

とけ,張り切って読む

 国語に大きな課題を抱える,とけちん。

 対策をするには,多くの時間がかかり,うーん,非常に悩ましい。

 

 で,音読。

 6年生になって音読してる場合じゃないのかも知れないけど(そして,自分自身音読なんかしてこなかったから何がどう効果があるのか実感がわかないけど),塾では勧奨されることも多いようだし,効果があるという話もよく聞くので,やってみることにしました。

 音読だけならそんなには時間も取りませんしね。

 素材はやはり,(なるべく)説明文や小学生には理解が多少難しい精神状態を扱った物語文のうち,学ぶに相応しいものが良い。

 で,啓明舎が紡ぐ小学国語読解の完成にある,科学者の葛藤・科学者の社会的責任及び社会的義務に関する文章,これを何度も音読してみることにしました。

 最初はつっかえつっかえしていたけど,だいぶ上手に読めるようになってきました。

 上手に読めるなぁ,と言いましたら,調子に乗りだし(全然OK),何回か自発的に読んでました。

 

 どうや?スムーズに読めると,内容も頭に入ってくるか?

 口頭で要約させても,ちょっとちんぷんかんぷんでしたが,

 「ジェームズ・フランクってユダヤ人?」と質問してくる。

 わたくし,あー,まぁ,そうなんちゃうか?だって,ナチスユダヤ人差別に抗議してって書いてあるし(少しの知識もあったので),と答えると,

 とけちんが言うではないですか。

 いや,ユダヤ人差別から逃れて,とは書いていなかった。差別に抗議して,と書いてあったんだから,ユダヤ系でないドイツ人だったかも知れないと言うのです。

 

 おお,おお!貴女のおっしゃることは,けだし,正論である。

 

 良く細かいところに気が付いたなぁ。

 そうやな。この文章だけからでは読み取れへんな。

 第2次世界大戦が始まるって常軌を逸した強制収容などがなされる前,開戦の数年前 で,反ユダヤ政策がどんどん広がっていった頃に渡米したんや。

 それにしても,良く気が付いたなぁ。やっぱ,何回も読むと,頭に入ってくるねんなぁ。

 

 お褒めにあずかったとけちん,

 なんだか読む気分。

 とか言っちゃって,他の文章も読もうとするので,

 おっと,あんまり長いの読むとあれやから(時間くうから),短めの文章を読んで,設問にも答えようなと,受験国語の読解テクニック実践問題集のガキども(文章中の表現そのままです)の遊びが高じて「集団の狂気」めいた様相を呈してくる,というのを読んで設問にも答える,という方向に誘導しました。

 

 これ,繰り返したら,文章の構成,題意の把握などが素早くできるようになりそうけ?

 黙読も速くなりそうけ?

と聞きましたが,それは分からんとのことでした。

 

 しかし,この調子で社会も新単元やろかと予シリ読ませたら,すぐ疲れたと言う。

 社会の教科書くらいしゃっしゃか読めや。

 

 読ませて,書かせて,覚えさせて,理解させて,考えさせて。

 

 まぁ,中学受験は大変だこと(今更ですけど)。

 

 家に帰っても,フレデリック・ソディとか言っていました。

 ま,この調子で良い素材に当たったら何度か読んでもらって,国語力プラスαのちからとしよう!

 

みんなもちょっと,声に出して読んでごらん