わしが教えたる!父と娘の中学受験

塾に行くと遊んでくるだけになるに違いない小学5年生の長女とけ(愛称)に,何を思い立ったか受験指導を始めて没入している父と娘の記録(たまに別の話題も,そりゃぁ・・)

とけちん,助けたる

 とけちん,6年上最終回(18回)の週テストで,偏差値20台前半(!!!)という驚異の数値をたたき出し,もう,ヨメはんとか,泣き笑い状態でした。

 本人は鼻歌歌ってましたけど,さすがにこのままじゃいかんというSOSを発しよる。

 OK。貴女のSOSを受信したわしは,おうおう,もちろん面倒見たるぞぃ。

 夏期講習の合間に,みっちりやったる。

 ホンマは,夏期講習なんぞ行かずにわしがやった方が数倍効率的だけど,まぁ,塾でお友達とお勉強してる風を楽しむのも中学受験生のせめてもの慰めだろうから,通塾はしたらよろしい。

 わしは塾を全く信用していない。

 人様の娘を偏差値20台にまで落としてくれよってからにー!(苦笑)

 とけちんのノートを見ても,解き直しで間違った漢字を書いていても直してくれてもいないし。ただ,「Dメンバー」(ダメンズメンバー)と書いてあるだけ。いやいや,そんなモン書いてる暇があったら,間違っている字を直してやってくれよ。理解していないことが如実に分かる答案なのだから,分かるようにしてやってくれよ。スモールステップスモールアップ,うちの娘にもやってやって下さい。お願いします。

 なにより,成績下げすぎでしょ。ま,本人があかんと言えばそれまでだけど,「ケツたたいてやらせますんで」という入塾時の必ずしも上品ではない成績向上宣言(ないし少なくとも勉強はやらせる宣言)は何だったのか。ただやらせっ放しで×を○にしていくことがないのならば,何をいくらさせても,効果があるはずないじゃないか。

 ということで,7月最終週から,塾の夏期講習の合間に付きっきりで面倒見始めました。

 とけの野郎の重篤な「面倒くさい」症候群が全ての向上を阻害してきた所以であることは明らかですので,優しげな山ちゃん塾なる名称から受けるイメージとは乖離しますが,この際仕方がない,スパルタ式の戸塚塾(イメージ)みたいな感じでやってやろうと。

 ということで,まずは(通塾期間のため)きちんとやっていなかった,力学総合。

 重りAを10センチ上げるには別の重りBをどうすればいいかという問題のうち,輪軸がらみのんに手間取ってましたが,何度も言うぞ,力はどこにも消えたりしない。

 なので,仕事=重さ×距離。これで解けるものはこれで行く。輪軸じゃない滑車はこっちの方をよく使うよな。輪軸の場合には,半径比で解いた方が早い場合も多い。どっちを使うかはそんなに迷うことはなかろう。

 伸び率と自然長の違う複数のばねで棒を平行につり合わせるやつ。ばねをつるす場所に高さの差を付ける問題は,算数でゆうたら差集め算の逆の差縮め算みたいな感じで考えるのが早いな。同じ高さからつるす場合には,棒のどこに重りをぶら下げれば良いかという問題になるけど,自然長と伸びの合計が等しくなる重さを計算し,距離比は重さ比の逆比になることを利用して,ぶらりーん,ぶら下げる位置をはじき出すぜ。

 おうおう,ようできとるやないか。な,演習問題を繰り返したら,週テストなんぞ恐れるに足らんのやぞ。

 ええか。分からん問題があったら,喜べよ。

  あと算数。池の周りをABが逆にまわると2分で出会い,同じ方向にまわると36分で追いつく。Aちゃんは1週何分かかるかという問題とか。

 これ,典型的な一行問題にされているきらいがあるけど,普通に考えたらめちゃめちゃ難しいと思うで。池の周囲を1とおき,A+Bで割ったのが2,A-Bで割ったのが36。その比の式の双方に,A+BとA-Bをかけて,消去算で速さ比を出すことになるねんな。

 まぁ,でもな,速さの問題でA+BとA-Bの比(とかこれらとAやBとの比)を出さなあかん問題は多いからな(エスカレーターとかあるく歩道もそうやな),そのうち感覚的に,A+BとA-Bの比は時間の逆比って,すぐに出てくるようになるで。こういう類いのモンは阿呆みたいに丸暗記をしてはいかんけど,感覚的に瞬発的にそうなってくるわ。そのためには,速さと比はちょっと基本的なところから演習をじっくりやっていこう。

 もう一遍ゆうぞ。分からん問題があったら,分かることを増やすチャンス到来や。喜べよ。

 こういう風に,通塾期間のためにおろそかになっていた範囲を見直して。

 

 さて,それでやっぱり,今は基礎の繰り返し。

 例えば算数は予シリの必修例題と速ワザ算数を引っかかりなく解けるまで繰り返す。例えば社会は,まとめてみようやら4科のまとめやら,口頭で何度も繰り返す。瞬発的に用語が出てくるまで繰り返す。何でも,基礎を繰り返してやるべき時期だ。面倒くさいことこそ,今やらねばならぬ。そういう感じで,やっておりました。もちろん,速やかに回していくべきではあるけれども,じっくり説明せなならんもんもある。公民などは,いろんな例を話すなどして理解を深めさせる。

 自学自習?ああ,そんなものは,スパルタ式詰め込み教育の中でも芽生えてくる時には芽生えてくるワイ。と前言撤回。

 で,今回の講習会判定テストでは無事総合偏差値50を回復し,算数は58を超えることができました。一緒にやっていると,まだまだ基礎ができていないと思うしかない体たらくだけれども,この調子でやっていけば,OK,偏差値60なんぞ8月中に達成させたる。

 しかし,それには夏期講習,ホンマ,邪魔。