わしが教えたる!父と子の中学受験

2022年受験の長男(ぽーやん)が麻布かどっかに入るまでのお勉強をがっつり後押し。2019年受験の長女とけは塾なしで乗り切りました。

電流・伝説の教材

 予習シリーズ4年生下第2回,第3回は電流。
 ついでなので,電流と豆電球の明るさやら電池の減り具合やらという,いわゆる電気の流れ系問題についてはやり尽くしておくことにしました。
 5年下第8回かな。
 ぽーやん,こういう,理社の先取りは,好む。みんなの知らないことを知っている気がするからでしょうか。ま,ええ気になるのは,よしよし。

 電流,こりゃ,ホンマ,難しいですよー。お子様のお手元の問題集なんかを見ていただければわかると思いますが,直列並列混合の場合の(仮想)電流→(合成)抵抗→電流,というのだけじゃないんですよ。本当に難しいのは,回路が複雑に組まれていて,それを引っ付けたり離したりして,どこをどの位の電流が流れるか,あるいは流れないか,というやつ。難しー。

 長女とけちんの時に解いていて到達した境地は,やっぱ,「電気の気持ちになれ」。
 「で・ん・き・の・き・もーちー」と鼻歌をうたいながらやるべきものです。 

 ぱっと見,豆電球(抵抗)がない回路があるからこっちに行こうかと思うけど,よく見てみれば,いやいや,別の回路を通っても,同じ抵抗でいける経路があるやんか,ということが往々にしてある。そうすると,電気ちゃんになってみれば,そっちの回路に走って行きよるわなぁ,みたいな‥。
 で,豆直分の乾直(乾電池直列を豆電球直列で割って電流を出し),並列部分をその逆数で合成抵抗を出し,直列部分と合わせて合成抵抗を出した上でその逆数で電流を出し,それを並列部分で抵抗の逆比で流す,というのをたーくさん問題を作って(もう,片っ端から回路図を書いていけばいいだけですからね)慣れていってもらいました。
 まだ覚束ない面があるけど,毎日1回路をやれば,すぐに定着するでしょ。
 一つ10秒でできるんだし。

 さて,「テーマ別特訓ノート理科電流―国立・私立中学受験」という,学研から出ていたらしいもの。これがえらく評判がいいわけです。

 もう,電流の特訓と言えばこれしかない,という感じで,こぞって皆さんが褒めちぎっておられていた。

 これは早速買い求めたろと思ったわけですが,こんなに評判がいいのに,なぜか絶版になっており,アマゾンなどで買おうかと見てみると,定価972円のところ,その10倍以上である1万円とかもする。
 なんというか,もう,投機の対象になっているような様相であった訳です。

 高くたってどうしても買おうと思えば買えないわけではないですが,やっぱり,1万円とかって,尋常じゃない。

 ということで,とけちんと時,ヨメはんが探してくれて,某所で発見,写しをぽーやんと協力してGETしておりました,この伝説の教材。

 で,その一部を,今般,ぽーやんもやってみました。
 いろんな入試問題にもチャレンジできる。ぽーやん,解ける。うれしい。

 よい教材にも出会えて,何だかよく分からないけど電流みたいなのを出してひっくり返して,足してまたひっくり返す,みたいな感じで,複雑な回路の電流も算出できるようになりました。これはもう,あんまり理屈を理解しようとしたってちょっとあれなんで,数をこなして体得するのが一番。

 電流と聞いて,理社には自信があると嘯いていたぽーやんも,直列とか並列とかマジ訳わかんねぇし,単一とか単三とかどれが明るいとかそんなのしらねぇし,とか言っていましたが(理解できなかったらかっちょわるいので予めわけが分からんことを吠えておこうという趣旨でしょう),ちょっとやってみれば,直列と並列ということは当たり前の前提になり,電流の計算もパッパカパッパカ速くなる。気分よく,電流の分野が好きになる。

 なお,電流の問題の良いところは,スイッチを閉じたり開いたりするから,ちゃんと問題用紙に整理された形で自分の計算結果を書いていくという訓練になること。文字をでっかく書きすぎたり,濃く書きすぎたりすると,後で困ったことになる。
 算数と同じで,ちゃんと途中経過を書いておかないと,後で困る。ばねとかてことか中和とか燃焼とか,今後計算系は増えていくんやから,しっかり書くことを習慣付けたまえ。

 ま,でも,電気って,理屈では分かりにくいところ,やっぱあるな。
 最後は感覚勝負になる問題も多いわ。乾電池を三つ直列につないで,一つ逆向きにつなぐとか。習ってなくても(少なくとも標準的な教材には書いていないのではないか),逆向きの一つは一つ分の勢いと打ち消しあって,直列2こ分になるんやなぁとかというのんは,もう,そんな気がするわ,という感覚に頼るしかないのではないか。

 ま,慣れると楽しいな,電流。
 5年生になって磁界出てくるまで,基本的な勘所を鈍らせずにおれよー。