わしが教えたる!父と子の中学受験

2022年受験の長男(ぽーやん)が麻布かどっかに入るまでのお勉強をがっつり後押し。2019年受験の長女とけは塾なしで乗り切りました。

線分図は目的意識を持って

 ぽーやん,今週の単元は分配算。
 既に予習は終えているから,あまり躓くこともないです。

 ただ,うーん,線分図の書き方がちょっと乱暴かな。
 なんか混乱した線分図になっちゃって,結論を誤るということもありました。

 線分図は,目的を持って書いた方がええで。
 頭を整理するためにとりあえず書いてみるというのも大いにありだけど,一定の類型化はできないではない。
 何かを買うために同じ金額を出したとか,ばりばり食べてたら同じ個数が残って,とかという問題類型であれば,出たり残ったりしたのが「同じ」である以上,「差」は買ったり食べたりする前から変わらないんだから,差をどう表すことができるかという観点から書いた方が的確に書ける。

 で,この分野の難しい問題というのは,3人が交通費,入場料,昼食代を出して,後日お金をやりとりして出捐金額が同一になるよう精算するというもの。
 こういう場合には,誰か一人を基準にして線分図を書き始めようとするべきではない。
 後日同じ金額になった部分に○印を付け,そこをスタート地点にするべきだ。「同じ」ところがあるのなら,そこに着目しない手はない。
 遊びに行った日に多く出し過ぎて後日お金を払ってもらった人は,出費がその分減るから,○印から左の方に「出したお金」が移動する。ま,×印でも付けておけば良いだろう。
 逆に,遊びに行った日に少ししか出していない人は,○印から右側に「出したお金」が移動していく(増えていく)ことになる。
 そうやって線分図をきれいに書ければ,昼食代と交通費の合計が入場料に等しいとか,そういう情報は線分図の中にスムーズに収まる。
 で,問題も難なく解ける。一人分の入場料などが問われていて,最後に÷3をしないといけないという無用の煩瑣を持ち込む必要がどこにあるのか分からないが,そういう問題が異様に多い。

 さてこの類型,演習問題集の応用問題の最後に一例があり,これはマスターしておくべき類型であるので,6年上第1回にもあったのを思いだし(そうなんですよ,わたくし,予習シリーズのどこにどんな問題があるか,妙なくらいようっく覚えてるんですよ。娘の時にどれだけ必死だったかが分かろうというもんです。),それも一緒に解きました。
 ぽーやん,きちんと解ききることができ,ご満悦。

 ただ,これらの問題,A,B,Cの3人のうち,Aだけはなぜかいつも後日お金を払う側にいる。
 ぽーやん,「Aってやつ,ちゃんと金持ってけよな。いっつも足りてねぇじゃん」とぶつぶつ言っていました。
 ま,ええやん。すぐに返してるんやからー。