中学受験のお勉強では,おお,そういう解き方があったか,と興味深い問題がありますよね。算数ではしょっちゅう。
今までお勉強してきたやり方で解けるはずだと思い,色々悩んだ挙げ句,断念して解説を見ると,おお,そうか,と。
今日もありました。
理科。
水素2Lは酸素1Lと完全燃焼して水蒸気が2Lできる。水素と酸素の混合気体9Lを燃焼させると,どちらかの気体は全て燃焼に使われ,7Lの気体となった。混合気体には水素が何L含まれていたか。
恥ずかしながら,わたくし,解けませんでした。
算数の図形の高さを比例配分するような感じで解けるんじゃなかろうかとは思いつきましたが,解答にまでは至れなかった。
答えは4Lもしくは7L。
もし混合気体が完全燃焼の割合の6Lと3Lだったら,6Lの水蒸気が出来ているはず。
水素がゼロなら,9L気体は残るはず。
水素が9Lでも,同じく気体は9L残る。
縦に気体,横に水素量をとってグラフをつくり,(水素ゼロ,気体9)と(水素6L,気体6L)を結び,7Lのところをちょうちょ相似を利用して求める。
同じく(水素9,気体9)と(水素6L,気体6L)を結び,7Lのところをちょうちょ相似を利用して求める。
図がないと分かりにくいですね・・・
へー。ほー。
詳しくは「すらすら解ける魔法ワザ 理科・計算問題」へ。
親しみやすい表紙だけれど,結構難しい問題があるし,理科の計算問題を良くカバーしてくれていると思いました。
算数ばかりやりたがるとけちんに,ほらな,理科も算数やんか的なことを言ってだましだましやっています。
良い教材やし,やり切ろうなー
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