ほとんど演習ができていない状態が2週間続き,それでもちんたらちんたらしているので,ショック療法として,御三家の過去問(時間をかければ現在でも解けるであろうもの(期待に過ぎませんでしたけどね))をやってもらいました。
とけちん,合格点がとれるとは全く思わないけど,3割でもいいから出来るかやってみて。
それで,問題を解く速さというのが,どれくらい大切か,ちょっともう一度考えてみたら,と。
とけちん,とてもとても2割もできない。
すでに概ねの単元を学習し終えている以上,演習問題を解いていき,できなかった問題は解き直しと例題の反復により解法の定着を図るのが現在の主要な勉強のあり方であって,ただ授業を聞いていたって,どうにもならんよ。
とけちん,自分でもそのあたりのことは自覚しつつあるようで,とつとつと打ち明けるには,
今までは週テスト過去問とか,組分けとか,解くのが楽しみだったけど,今は全然できる気がしない,とのこと。
いたわしい。
しまいには,今から明日の週テストで算数と理科を満点取れるようにしてくれ,今までが一番厳しかった,前みたいにやったらできるようになるでしょと泣き付いてくる。
それはできない相談だ。演習をほとんどしていないし,もう,時間もない(寝て起きて用事を済ませたら,もう試験時間やんか)。
自分で演習問題に取り組み,知識や経験不足を補う努力をしている姿勢は見られなかったぞ。
小規模塾の名前を挙げて,転塾のことを仄めかすので,あほ,自分自身でできるところまで気張ってからじゃ。
早々に音を上げてどうするよ,と。
何をやったらいいか教えてというけど,それは,演習問題を解き,分からないものは教科書に戻るなりして理解する,反復する,という王道に尽きるとしか答えようがない。
とけちんなりに悩んでいるようだけど,お勉強に対する取り組みの姿勢と,お勉強のスケジュールを見直してみないとあかんぞ。
案の定,先週の週テストは,過去最低の点数(偏差値)。
塾は,全部任せておいてくれれば良いと言ったけど,任せておいたらこれですわ。(八つ当たり気味)
その後,気を取り直したようで(原因は不明),「やっぱ勉強はセンスだし」とか(その発言の真意及び仮に自信から来たものであるとすればその出どころは全くもって不明)ゆうてました。トホホ・・・何じゃコイツは・・・
昨日は月曜日だけど小学校のお休みがみんな重なって,よく出来娘達3名がワラワラとやってきました。
まずは平面図形。テンポよく解いて行って,サピっ娘が休憩を寄こせとダダをこね始める。
キミ,サピで算数偏差値60,すなわち四谷であれば70相当であると豪語してたやんか。
やり切ってみせんかい。
理科だけ偏差値が30台だとしゅんとしていうので,算数を一区切りつけて,理科。苦手だという水溶液。
せっかくご要望に応えたのに,水溶液とか嫌いだしなどとぶつぶつ言う。
苦手なもんは沢山やればええやないか。一つ一つ理解していったらええやんか。得意中の得意になったら怖いモン無しやんか。
完全中和を見つけるのも,表やグラフから一目瞭然でなけらば,きちんと計算する。単純に比を使えばいいときもあるし,食塩ができる量と水酸化ナトリウムが余っていく量とでつるかめ算みたいにやったり,その亜流でてんびんを使ってもいい。で,見つけたらその後の小問での倍率比較は,素早くやって,どっちが少ないか(完全反応する量はどちらか)を発見せなあかんけど,その時には分数で計算するのが速い。
ちょっと分からなくなると直ぐ投げ出そうとするので,解説聞く前に自分で考えてみんかというと,(「いてまうど」の進化形なのか)「やってまうど」などというので,「何やんの?おもろいこと?おっちゃんも一緒にやりたいわ」とからかってやりましたら,椅子から飛んで跳ねて躍りかかってきよりました。
相変わらずの男勝りです。こわ。
お尻ぺんぺんしたりました。
女子ども4名から口をそろえてへんたーい,児童ぎゃくたーいと言われましたが,ふん,悪い子はお尻ぺんぺんと昔から決まっとる。
この時期にみんなでお勉強するのもちょっと緊張感なさすぎるように思うけど,ま,楽しそうにお勉強するなら,たまにはええわ。
たまには来たらええ。はしゃぎ過ぎたらまたお尻ぺんぺんやぞ(苦笑)。
みんな,自覚がより強くなってきているような気がしました。
できないところが自分で分かっており,そこをやらなければならないと思う,そういう自覚がより強くなってきている。
スピードにも磨きがかかっている。
うちのとけちんにも,そういうのがあればなぁ。少しは自覚を持ち始めているように思う(思いたい)けど,今のままでは,こりゃどうにもならんような気がして,ホント,悩ましいです。