長女の受験を終えたばかりの今,これだけは言えます。
4年生の間に理科・社会なんぞ(受験勉強としては)やる意味皆無。
国語と算数のみで全く問題なし。
国語と算数ができれば,5年生からでも十分すぎるほど十分。
というか,この時期に理科・社会で点数を稼いでいるようではいかん。先が思いやられる。
4年生で天体(太陽・月・星座)の動きを習うときに,せっかくなので5年生でやる同じ単元を先取りしておいたらあとあと楽ちんでお得じゃないか,と考える方もあるのではないかと思います。
しかし,算数力が付いてきてからでないと,理科の真の理解は進まないし,効率も悪い。
そして,理科・社会は,どんな難関中学であっても,国語と算数さえできれば,絶対に間に合う。余裕で間に合う。
4年生の時点での理科・社会の勉強は,まぁ,理社の事象に触れてみようじゃないかという程度のもので,受験勉強としてやっておく必要はない。
塾もテキストのつくりなどからしてもそう考えているんじゃないかなぁと思える。
ただ,ニーズもないわけでもないんだろうし,コマ数のこともあるんかな。
週テストはないけど,組分けには理社もあるから,ま,ほどほどにはやらんといかんのがもどかしいところ。
理科・社会はちょっと勉強したらすぐに点数に直結する。
だからやらせたくなる気持ちも分からなくはないけど,でも,今はやっぱ国語と算数でしょ。
いや,ホント,理科・社会なんて,どうにだってなりますから。嘘やない,嘘やない。
5年生からはちゃんとやるべきですけどね。
どっぷりやるべきではないけど。
やるときには省エネを心がけ,「暗記する」ための技術を習得するところにちょっと重きを置き,忘れないためにはどうすれば良いか(繰り返すしかない)ということを考え,結果,「まとめてみよう」を複数単元口頭でばばっと埋めていくというのを隔日に行うくらいが良い。
自分の中で常識になるから,時間もかからないし,なんの苦痛もないし。
気が向いたら別にいくらでも先取りしていけば良いし。
5年前期に地理をやって,5年後期に歴史をやって6年前期に公民をやる間に地理を忘れてしまうのはもったいない。上記のように繰り返していくと,時間もかからないし,知識が常識になって,過去問に入ってからの知識の上積みの加速具合が違う。
ちゅうことで,理社,組分けのために,来週から少しずつだけやろ。