大事なんは,国語と算数。これは動かしがたい。
組分けテストで理社もでるから,仕方なくやっとる,というような感じですからね。
成果がすぐに見える理社のおべんきょは誘引力が強いが,その魔力に抗えなければ最終的に良い方向には行かない。
しかし,テストの点数は良かった(自慢)。えらそうに方法論をぶち上げるに,
やっぱり,時間をかけずに,反復する,というのが良いんだろうと思います。
何でも良いけど,例えば四谷大塚の演習問題集の「まとめてみよう」。
こいつに,書かれていない情報(演習問題に出てきたものとか)を集約し(場合によっては予シリに書かれていなくても関連する事柄を少し足し),一覧性のある反復教材に作りかえ,
週に3回,理社3単元ずつを口頭でゆうてもらっています。
週に9単元ずつをひとさらいするわけですね。
これにはほとんど時間がかからない。4年生の単元であれば,1単元2,3分もあれば終わります。
怪しいなと思った漢字を書いてみてもらいながらやっても,大した時間はかからない。
繰り返しているから,スラスラゆうていけて,ストレスもなく,忘れている事項が一つ二つあっても,それだけが印象に残るから覚え直しやすいい。
反復する,スラスラ言える,反復を厭わなくなる,反復する,という良い循環ができあがるわけです。
あと,覚えるべきものの覚え方。
これを会得して欲しい。
たらたら眺めていたって,どうしようもないねん。やたらと書き殴っても効率悪いねん。短時間で覚えるには,自分が何を覚えていないかを自分で自分に厳しく見抜いて,それをつぶしていくねん。
今は,わしが主導してやろう。
例えば都道府県と県庁所在地。
県境のみが書かれた白地図に北海道から順番に番号を振っていく。
行くぞ。書いてみろや。
①。次⑮,次⑦。
こうやると,だいたい,最初は神奈川,山梨あたりが,徐々に茨城とか愛媛やらがおぼろげ県(県庁所在地)リストに残ってくる。で,ああ,このあたりが怪しいねんな,といういのを何度かやれば,47つくらい,1日で覚えきれる。短時間で反復して覚えられないはずはないからな。1回覚えきれば,おぼろげで不安定な記憶であったとしても,1回は覚えきったという自信がつく。で,怪しいやつを重点的に選び,継続的にやっていれば,あっという間に全部覚えちゃう。
1日5つ連続(正しく書けたら終わり)という風にやって,危ういところばかりではなく,たまに中国地方やら九州地方の簡単なやつを入れてやると,ひょー,おおいたおおいたーと,得した気分になって,調子づいてほかのおべんきょに移ることができる。調子に乗りすぎとるなと思えば,では,難問を出します,長野県に接している県をすべてゆうてみて下さい,みたいな問題を混ぜる。埼玉,微妙にかすっとるんやなぁ。今度は奈良に接してる県とか聞こーかなぁーと,地図はよくよく見るという方向に誘う。
ぽーやん,これで都道府県と県庁所在地は完璧になったとほくそえんどります。
覚え方は,平野とかだって,同じ。
平野だけが塗られている白地図(ダウンロード・印刷したもの)を使わせて頂き,ランダムかつ間違えたところを適度に再度織り交ぜて聞いていく。だいたい最後に残るのは播磨平野,讃岐平野,濃尾平野(漢字が怪しい)あたりであろうと予想される。しかし,狭い日本,そんなに平野はありゃしない。1日で覚えきることは全然難しくない。
で,そうやって自分で,お,この辺怪しいな,というのを自分で発見して,書いてみて,書けたらチェックしていけば,何でもかんでも,あっちゅうまに覚えられるで。
忘れてもええねん。また覚えればええねんから。次は忘れにくくなるから心配すんな。なんとか曲線を云々するまでもなく,自明のことだ。
こうやってやっていけば,ホンマ,何でも覚えられるで。
今度,やってみるけ?
理社暗記特訓。1日で地名やらなんやら,500のなにかを覚えきる。
まだ4年生では,500も覚えることがないかな。
というか,理社は深入りせんという方針はどこへ行くのか。
いかんいかん。やるんやったら,漢字とか語彙とかでやってみよ。
いや,語彙で1日500も詰め込んでも,根付かなそうやなぁ。
理社で500かぁ。おべんきょした感,半端ないやろな!
500はともかく,200とか,1回くらいやってみてもええかな。。