算数好きのごくごく一部の子をのぞいて,みんな苦手な「数」の問題。
わたくしも,正直,あんまり得意じゃない。
でも,算数やからね。
数に弱くっちゃ,しょうがないよね。
入試でも頻出だしね。
で,例えば12。
ぽーやんに,12は何でできている?と聞くと,初めは,そりゃ,そんなの知るか的な答えで。
12は,いくつの2でできている?と聞くと,そりゃぁ,6つでしょうと。
うんにゃ。
これからは数を見たら,数と数(しかも素数)のかけ算でつくられているものとお思い下さい。
12は,2と2と3でできている。そう考えて下さい。12は二つの2と一つの3でできている。
中学になって数学になると,数がかけ算でできていること,かけ算がいかに特殊なものか分かる。
+という記号は使い続けるけど,基本,×という記号は使わへんねんで。
だから,「数の問題」では当然のように,まず出てきた数を素因数分解し,そいつの構成を明らかにしなければいけない。
ぽーやんの年には,2020とかそれに類するような数字ね,特にね。
というわけで,その数字,3は何個あんねん,とかいう質問をよくするようにしています。
あ,ちなみに,公約数やら公倍数を求める連除算をするときに,共通して割れる数が思いつかないときがありますね。
だいたい,13とか17とか23とかが怪しいねんけどな。
そういうときには,連除算はひとまず置いておいて,どっちか一つ(例えば各桁の数からして3で割れればそういう方)を割っていっちゃってみればどうかいな。ほら,29とかでてくるやろ。そしたらもう一つの方も,それ,可能性あるもんな。探しやすくなるな。
ま,いろいろやって,慣れてくれや。