ぽーやん,平均算に苦戦。
その原因は,計算力の不足にあることが明らかである。
平均算は,面積図を書けば良いというのが基本でしょうか。
しかし,実際には,面積図で解けるものは天秤の方が速いことが往々にしてある。
ただ,平均算の問題の多くはそういうやつではなく,平均から全体合計(例えば5年生全員)と一部の合計(例えば5年生男子全員とか)を計算したりしながら,その合間に面積図なり天秤を使うという作業が要求され,計算力がなくては太刀打ちできないものが多い。
さらに,その,合計を出すにあたって,平均と人数をかけるのではなく,いくつかの点数を足していく必要があるものがあり,こういうのは,仮平均からの差を考えて計算していかないと時間はかかるわ,ミスが多くなるわで大変だけど,ぽーやんにその工夫への意欲はみられない。
さらに,立式や分配法則の理解の不安定さから,ある3つの平均がある2つの平均より3小さいとか何とかといった問題に非常に苦戦する。
ちょっとこれはなんとかせんなんならん。
ということで,これは,こういう類型を網羅した問題群について,丁寧に解いていく過程をきちんと見せるべきであり,お,あったあった,ユーチューブの最強塾昭和の灘算数「和と差」。
最強塾先生の過去問講座はえらい分量があって(なんか今期から仕組みが変わってしまったみたいだし,いずれにしてもちょっと良い値段がするなぁと思いますが)麻布に近い甲陽とか20年分くらい受講してみたかったですけど,昭和の灘算数は今でも無料で見ることができる。
よっしゃ,といういわけで,せこせことユーチューブの問題文の画像をキャプチャー?してトリミングして貼り付けて,即席問題集のできあがり(ついでに平面図形・速さ・割合と比も作っちゃいました)。
これで,昨日,とりあえず平均をもう一回回すことができ,てんびん法の威力や仮平均の計算の速さも分かってくれた様で,よかったぁー。