じゃーん。
(瞬間風速ながら)組分けテストで一けたに入り(やんややんや),理科は100点で悦に入っているところですので,どういう教材を用いたらよいと考え,やってきたかについて,簡単にご紹介いたします。
これは,5年生の現段階の学習分野までにおいて,ということで,受験に対応するにはまた別のモノが必要だと思いますが,取りあえず今の段階で,ということで。
理科ですが,基本,予習シリーズです。
というか,予習シリーズ以外には,図鑑などの資料集以外にはほとんど手を出していません。(あ,星や月の時には地球儀はよく使います。寝っ転がってさかさまになって地球儀を見上げて南半球に行った気になったり。)
受験範囲を概ね網羅しており(分子やエネルギー・加速など,十分でないと考えられる分野もありますが),これをくり返すことで,基本的なところは相当の力が付くことになると思います。
予習シリーズ群として,演習問題集,応用演習問題集がありますが,これらも欠かさずやっています。算数と違ってそんなに時間がかかるものではありませんし,より実践的な力は問題集なしでは培われない。
問題集を解くことで,知識の確認というよりは,問題への取り組みの角度が養われる。理科でも社会でも,何かの分類が出てきたら,小問を解く前に分類を整理し終えておくのが速いとかといった。
ですが,知識定着の決め手は,演習問題集の「まとめてみよう」(重要語句などが空欄になっているまとめ教材)です。
理科であれば,1単元につき,A3一枚でおさめられており(社会では一単元2枚),ここに,予習シリーズに載っていて触れられていない事柄や問題集などで出てきた情報を書き加えて,完全版「まとめてみよう」を作成するわけです。
今回(第11回)の植物の単元であれば,花糸,集合花,総苞,三大肥料,光発芽種子,真果偽果のいくつかの例,偽果(イチゴの子房はどこへ,リンゴの花弁はどこについていた),離弁花と合弁花,被子植物と裸子植物,マツの花粉,アサガオの花粉を顕微鏡で観察するには100倍くらいが適当,発芽時の子葉の状態(土の中に埋まったままのもの3つ),おしべの形状(長さの違い)に特徴があるもの,イネのえいとかなんとかを問題として書き加えるわけです。
もう,書き加えすぎちゃって,次の単元など,葉序・開度や屈性などまで。社会では,工業(伝統的工芸品)など,これでもかっていう詰め込まれようですが,詰め込んであるという安心感がある。
青ちゃん(青いファイルに綴じてるので)に書いてあるヤーンなどと言えば,ああ,そうだった,覚えとかなきゃ,という気になる。
これを,口頭で反復する。
一単元5分もあれば足ります。理科は。社会は単元によっては長いと8分くらいかかります。
それでも言うだけなのでストレスも(比較的)少ない。
語句は漢字で書けるように促しています。漢字力,字義からの推測にも役立つと思うからです。今回の単元でいえば,胚珠,子房,虫媒花などがそうです。
なので,全体を口頭で確認してから,漢字をちょこっと書いてもらいます。
全部書くわけではないのでストレスは少ない。
過去の単元も繰り返せるので,忘れ切ってしまうことが防げる。
いいことづくめですよー。
こういう風にやっていくと,知識は大体定着します。いや,完全に定着させるのです!
ちょっと気を抜くと過去の単元の反復漏れが生じて,そこから苦手意識が一気に広がっていく危険はありますが,そういう単元が生じればそこを何日か反復すればいいですし(苦手意識が生じている間は抵抗しよりますけど)。
定着させるのだという,(親の)決意がモノをいう場面です。。
問題集は上記のものもいいんですが,最も効果的なのはやっぱり時間制限があり,点数が付く,週テスト問題集ですね。
うちは過去問を2年分持っています。
これは20分かかりますが,問題に対する取り組みの姿勢が全く違ってきますので,重宝しています。
過去の先輩ライバルたちとの競争チックなこともできますしね。
万能の予習シリーズですが,電流,てこやばね,溶解度,熱量などの計算系は,予習シリーズだけでは不足するように感じています。
ので,これらは,
https://www.sansu.info/print/index.html
にいつも頼らせていただいています。
難しいものも多いけど,やり終わった直後にはえらく難しい問題も解けるようになっていて,ちょっとびっくりしちゃいます。
ホント,びっくり。溶解度,分数で計算し切るんやーとか,発見することもしばしば。
という感じでやれば,いや,実際,週テストでも組分けテストでも,満点がとれちゃう。
点数がとれれば得意げになって,得意であるという意識が芽生え,こうやっていけば大丈夫だという子供ながらの安心感も生じ,持続する意欲にもつながる。
騙されたと思って,一単元,是非お試しあれ―。