算数、単元ごとに分かれているときには、頭で考えるまでもなく、こんな感じにやればいいっしょ、みたいな感じになりがちです。
難しいのは、どの「単元」なのかを見極めること。
例えば場合の数なら、並べ方なのか選び方なのか、計算でやるのか書き出すのか、どれとどれをミックスするのか。
速さなら、線分図を書いて解き切れるのか、ダイヤグラムを使うべきか。使うとしてどこから使うか。
スープならスプーンですくって飲む。
ヤクルトならストローを使うかふたを開けてくいっと行くか。
みたいな。
やっぱ、単元学習のみではこれには限界があります。
全部の単元を回したうえでの、この問題、何の問題?どうやって解くのがいい?という段階に進みたい。
ぽーやん、3つの鶴亀(いもづる算)ばっかりやっていると、全然普通の鶴亀で解けるものでさえxとかyとかで式を書き出したりすることもあります。
なんや、苦戦しとるのぅ。などといいながら、横で面積図を書き始めると、「うわ、しまった」みたいな顔をしよります。
やっぱ、問題の見極め、手筋の選択が難しいんですよね、一番。
単元ごとなら解けるけど、ごちゃ混ぜになると解けない。あるいは時間がかかりすぎる。
しかし、単元ごとの理解を深めるというのも大切で、その上にしか単元を超えた選択肢の発見などありえない。
ま、単元を深めつつ、広い分野を回していくしかないですね、結局。