組分け対策をやっていると聞いて、少年、増殖。
少年たちは、生き生きとしている。
わたくしは、・・・ただただ疲れる・・・
読解からスタートしたのがまずかったのかな・・
輪読は少年たちの騒ぎ虫にえさを与えてしまう。
大きな声を張り上げて読む。読む。叫ぶ。まぁ、元気だこと。
「記述書かないで口で言っていい?」
「記述やし。日本語で書いてね。」
「ねぇねぇ、これ「ウ」でしょー!?」
「これ言われてもどれか分からへんし。もうすぐ答え合わせしますからねー」
記述については、書くべき内容、時数との関係を意識したまとめ方、その接着方法など、きちんとやりました。
主語を入れ替えたり、接続語を変えたり、いかようにでも書ける。
しかし、それぞれにふさわしい「てにをは」があって、それを誤ると日本語として一気にだめになる。注意深く言葉を選べよ。
一朝一夕に身につくものではなかろうけれども、きちんとした日本語を書くということは非常に大切なことだ。
これは、今後おバカをやりながらきちんと生きていくためには不可欠のことである。
きちんとした日本語が使えなければ、ただのバカになっちゃうよ。
ひとしきり読解をやって、組分けに直結する分野のテスト。
テスト中にもおしゃべりは絶えない。
「おれの見てんじゃねぇよ、お前、むかつく」
「は?見てねぇし。てかお前の見る奴いねぇし」
「おれ、お前嫌いだし」
「おれ、てめぇのこと友達だと思ったことねぇし」
「なんだよこの!」「なんだよこの!」
けりあいが始まる。
こら、お前ら、だまってやらんとしばき倒すぞ。と言いながら両手を使ってパシコンパシコン、もぐらたたきみたいにはたく。片手では追いつきませんからね。
・・・疲れる。
このブログも見たことがあるらしい。
「ねぇ、ねぇ、なんで山ちゃんてゆうの?」
「なんか優しそうやし。」
「全然優しくないじゃん」
「そりゃお前らみたいなん相手にしてたらこうなるわ。」
「ねぇ、ねぇ、今日のおれのことブログに書くの?何て書くの?」
「おバカちゃんが来たって書いとくわ。」
ねぇ「〇〇」と、誰もそのようにわたくしのことを呼ばない名前一部呼び捨て(例えば吉宗であれば「よし」、秀忠であれば「ひで」みたいなの。)をしながらデレデレと寄ってきて、アイスでもよこせ、タバコなんかを吸わせろ、なるべく甘く口当たりの良い酒を飲ませろ、みたいな感じ(ニュアンス)で、あかん、がきども、調子に乗りすぎ。
同じ小5でも、女子たちが来ていた時には全然違いましたよ。
しかし、わたくしはめげませんでした。
やるべしと決めていたことは、喧騒の中でやり遂げました。
国語読解予シリ関係連続。
復習単元の中で忘れていそうな解法を再確認するためにいくつかの問題をセレクトして復習。
週テスト過去問でやっていないものをママ友ちゃんにお借りして連続で。
組分け過去問(塾でもらってきたやつ)も算・理連続。
組分け過去問算数は、簡単だった気がしました。わたくし、一足早く終えて採点し、「200点やったでー」とはっぱをかけましたが、全員150点にも届かず。
完全に実力さえ出しきれていない。
注意を欠いて算数なんかできるかい、馬鹿者。
きちんと問題を把握して、まず整理したことを丁寧に書いてみる。そういうことができなければ場合の数だけやなくて、今後算数ほとんど太刀打ちできひんで。
理科も同様。
ぽーやんも、塾でやった過去問は100点だったのに、×だらけ。
そうはいっても、少年たちも、ま、がんばりました。遊びたい年ごろやろうし、最近は十分に遊べない期間が続いてたもんな。少しは大目に見てやろう。
帰りの時間が近づくと、「少しできるようになると楽しくなってきた、この問題教えて。」などと、きちんと取り組んで身に付けようという姿勢を見せたりもする。
最初からそう言う姿勢で来いや・・
「まじめにやるからもう少しだけいてもいい?」
「ええよ」
「ここで生きて行って良い?」
「あかんよ」
お迎えに来てくれたママちゃん、「うちの子どうだったー」?
「おバカやな。」
「それは知ってる。算数は?」
「もうちょい時間があったらなぁ・・・」
「そっかー」と残念そう。すみません。ご期待に応えきれなくて。でも、塾がなかった時期の単元については、後々響かないようにどこかでやっておかんとなー。
「ほんとお疲れ様」
「いやほんま。げっそりしそうやわ。」
「ダイエットになんじゃーん」
「・・・」
(また明日的なノリで)「またくるねー」っと元気に帰っていった少年たち。
おう、おう。またなー。