先週はお友達お二人、組分け対策に来てくれました。
カバンを放り投げるなり、「今日は筆記用具と、やる気と本気を持ってきたー!」と、あらまぁ、元気だこと。
算数の応用問題を解くのに結構な時間がかかり、そのあと組分け対策テストをやりました。
ぽーやん、気合を入れるためなのか、おふざけが過ぎてのことなのか、剣道着を着て模造刀を腰に差してました。
丁寧な字で計算式を書く子、あまり手を動かさずに解く子、ヒョロヒョロの何かを書きなぐり続けて解く子、三人三様。
でもな、あれやで。
今回の組分けで一番多いのは速さやで。
速さの問題は基本線分図で丁寧に整理していってなんぼでしょ。
それでうまくいかなければダイヤグラム。
それらが必要なかったり、また別の図を書く方がいいのもあるけど、まず基本はちゃんと線を書くこと。同時記号をきちんと書き込むこと。
問題を読みながら書いていくことによって頭も整理されるし、ああ、ここが分かればここも分かるね、ということが見えやすくなる。
ダイヤグラムなどの意味をきちんと整理するのも大事。
水量問題もグラフの見方が大事なのは同じ。
ある部分の直線が何を意味しているのか(A管から水を入れながらC管から排水しているとか、姉と弟が接近中とか)、折れ曲がっているところでは何が起こったのか(水位がおもりAの高さに到達とか、姉が駅に到着とか)を、問題文を読みながら書き込んでいくんやぞ。
コベツバ先生の組分け対策問題をやりましたが、答えが1938と13分の5メートルとかになって、みんな、なんだよこれーと驚いていました。
いやいや、中学受験の算数の答えというのはそういうの、全然ありやから。
自分の計算過程が合っていると思ったら解き切る力、その前提として過程が合っていると信じ切れる力、そういうもんが必要なんですよ。
理科社会は手つかずになってしまいました。やっぱり、おこちゃま3人いると予定通りには進みませんです。
ま、それぞれに理解が不十分なところがあったけど、そこはちゃんと理解して帰ってくれたかな?
平均速度(距離は勝手に決めてしまえ)、真ん中からどっちかに50メートルいったところで出会った(100メートル差がついた時間進んだということ)、管が入排水あって水量が増えて行っているときと減っていっているときの合計時間と推移差が分かっているときのそれぞれの時間(いわゆる弁償つるかめやな)、両側からスタートと同地点かスタート(前者は1、3、5。後者は1、2、3)、いろいろと典型的なんあるけど、これらは全部出ると思った方がええで。
うっかりで間違えるのはもったいないで。
また遅くなっちゃったけど、二人とも元気に帰っていきました。
「またくるしー」
「あ、やる気忘れていくところだった」
ホンマに持ってきてたのか疑わしいけど、持ってきてたんなら持って帰りー。
次来るときは持続時間が長いやつ持って来いよ。
で、昨日は組分け終わったのでみんなでお食事会。
親たち、5時から飲み始めて子どもたちを待つ。
男の子ってのは、まんがとゲームですね、おしゃべりではなく。
組分けどうだったと、聞きたいのを我慢して。
お疲れ様でしたー