どうも、あれもこれもやってもらいたいことがありすぎる。
塾のカリキュラム以外のものについても、これは忘れているだろうから確認しておきたいなどという事柄がたくさんある。
それこそ、無尽蔵にある。
時間がある限り、何でもいいから回転させ、定着を促したい。
わんこそばみたいな状況で、与えるそばから食べていってほしい。
小出しにしてやれば、あとちょっと、あとちょっととやっていけば気づけばより多くやっていたということになるだろう。
ほい漢字が終わったか、ほい計算が終わったか、ほい社会の演習問題が終わったか、ほい読解一個終わったか、ほい算数演習問題集終わらせたか、まだちょっと時間があるから円内反射(数の性質)見直してみようか、おっと年表だけでも通して読んどこうか。
しかし、わんこそばは、普通のそばをもう一杯食わせるというわけでもないんだからという気になってしまって、際限のない「あとちょっと」を続けてしまうことにつながりやすい。
腹いっぱいなのに盛られ続けるわんこそばは食えそうなので、つい一口食ってしまうが、そんなことは続かず、いずれ食うのも見るのも嫌になってしまう。
終わる気配すらない。次から次にやってくる「やらなければならないこと」。
こんなやり方でやっていては、だれだって食傷気味になるだろう。
飽いてくる。
気力もそがれる。
やらなければならないことが多すぎる。
どれもこれも削れない。
5年の秋。
そんなものだと分かっているけど、やっぱ、ちょっとこれはオーバーワークであると考えるべきだ。
大胆に削っちゃる。
何を削るかは、ちょっと考えさせておくれ。