文章を書くときに、同じ言葉を続けて書くと、普通はきれいにはなりませんね。
例えば理由が重なる文。
遅刻しそうだったから、急いでいたから。みたいなの。きれいくない(←こういう言葉使っちゃだめよ)。
からから文。理由を書くときには「から」は一度だけにして、他の場所には他の言葉を使う方がきれい。
遅刻しそうだったので、急いでいたから。
遅刻しそうだったうえ、急いで(も)いたから。
な。これだけで全然違う。
のでので文。
理由が続くと使いたくなる子が多いですね。
遅刻しそうだったので、いそいでいたので、雨が降ってきたので、傘も持っていなかったので。
なんか、言い訳がましい感じになってくるような感じもしてくる。
しーしー文。
遅刻しそうだったし、急いでいたし、雨が降ってきたし、傘も持っていなかったし。
これは違和感少ないですかね。
最後を~いなかったから。にすれば、そのまま行けちゃいそう。
しーしー文は、ありなんですね。
そういえば日本国憲法はしーしー文で始まる。
「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」
困ったときには格調高い日本語として憲法前文をそらんじてみてはいかがでしょうか。
ぽーやんもそろそろ公民に入るから、憲法には親しんでおかんとなー。