6年生になると、網羅的に知識・理解を増したり深めたりして行かなければならず、それを取り出して回答に反映させる訓練も今まで以上に必要になると思います。
今のぽーやん、作りかけのザル。
まず、何本かひもを通して一応の形を作らなければならない。
要するに、骨子的な土台。
まぁ、算数で言えば予習シリーズの例題はきちんとできる、という。
ここまではあと一歩。
で、蛇口から水を出しながら、ザルをボウルに仕上げなければならない。
今までのイメージとしては、特に大きな穴があるところに、コルクか何かで栓をするイメージ。
平面図形のベンツ切りを集中的にやって、2回切りでも何でも来いにする、みたいな。
持続可能な社会についてはプラスティックでも炭素でも何でも聞いてくれや、みたいな。
てこは平面じゃつまらないから立体的にしてくれや、みたいな。
今思うところは少し変わっていて、枠の上に紙をかぶせていくというイメージ。
だって、穴があるわけではなく、ザルなわけですから、コルクみたいな強固なもので一つ一つ栓をしていく余裕なんかない。
で、かぶせていくのはわたくし、普通の紙のようなものをイメージしていました。
なので、問題集やら過去問やらなんでもいいからやっていけば、結構ずっしりした器が出来上がるぞ、と。
いっぺん塞げば盤石になるぞと。
類題を含めて解けるようになっていくのではないかと。問題用紙がそのまま物理的に器を形成するイメージ。
でもそれはちがくて、チリ紙みたいなのをふんわりかぶせていって、流水に流され溶かされしながらも少しずつ目に詰まっていく、みたいなイメージでやらなければならないんですね。
過去問をやって、間違えたところをもう一回やって、全然できなくて、もう一回やって、答えを覚えているから何とか出来るものが現れて、もう一回やろうとして心理的に疲れ果てて、でもやってみる。別の問題で、ああ、これ、出会いと追いつきが交互のパターンね、ダイヤグラムじゃなくて等差数列を合わせていくやつ、と気が付いて解ける問題が現れたりすることがある。
なんとも気の長い、気の遠くなるような作業です。
でも、そういうのをやっていかないといけない。
しばしば驚きます。え、そこ?みたいな。
え?知らん?忘れたんじゃなくて?みたいな。
え?分からん?時間がなくて焦ってるんじゃなくて?みたいな。
開成コースとか、そういうものでこれ、できるんだろうか。
休日のない5、6月。
やっぱ、焦ってしまいます。